どうも、だいちゃん(∀)(@syusoretujitu)です。
私は障害者になりたての頃、障害年金だけでは生活が出来なかったし仕事も無いのでパチプロとして生活をしていました。
主にパチスロで稼いでいました。
そんな障害者の元パチプロがパチスロでお金を稼いでいた時のお話をしようと思います。
障害者でパチプロだった私ーパチスロだけで月に50万円稼いだ話
はてなブックマーカーのid:yarukimedesuさんがパチスロで生活していた時の話を聞きたいと、はてなブックマークコメントに書いていたのがきっかけでこの記事を書いています。
yarukimedesu
すごい人生背景。パチスロ時代の話も聞いてみたい。
店員の女の子と仲良くなって、設定を教えてもらうとか(都市伝説)。
まず、このコメントに対しての回答なのですが、店員というかコーヒーガールのコーヒーを買っていれば仲良くなることは出来たかもしれませんが、私はそういったお金は徹底的にケチっていたので仲良くなることはありませんでしたw
店員さんとは仲良くなることはありましたが、設定を教えたり、公開すること自体が法律か何かの決まりごとで禁止されているので、そういった類のことはありませんでした。
コーヒーガールは基本的にパチスロの店員とは別会社の、モデルやコンパニオンを派遣している会社所属だったりするので、パチスロ店の内部のことはあまり知らないみたいです。
さて、本題のパチスロだけで月に50万円稼いでいた時代の話ですが、当然、パチスロの収入というものは浮き沈みがありました。なので、安定して月に50万円というわけではありませんでしたが、私が生活している間は月トータルでマイナスになったことはありません。
まず、これを読む前に、絶対にそういった世界に足を突っ込まない覚悟で読んでください。何が起きても私は責任を取りませんし、取れません。
まず、パチスロで生活するようになったきっかけは、やはり身体障害者になったことでした。自暴自棄になり、資格も学歴も無い私。それでも、家になんとかしてお金を入れないといけないという経済環境。そんな時に思い出したことがありました。
趣味でパチスロを打っていた時代。そして、タレント事務所に所属していた時代に、同じ事務所の同期の方にプロのパチスロ打ちの方がいました。その方とある日、コンビニの弁当を食べながら外で話していた時に、どうやって稼いでいるのかちょろっと教えてくれたことがありました。
・本当に出すイベントだけを見極めて、イベントだけを狙って色々な店を回る。
・新規オープンのお店は最初の4日間は客寄せの為に出すから、それだけを狙って色々な店を回る。
というものでした。特に、2番目の「新規オープン」狙いの効果が、趣味でパチスロを打っていた時代でも高い、と自分で実感していました。
まず、パソコンを購入して、インターネット回線を繋ぎ、福岡市内のパチンコ屋の新規オープンの情報を載せているWEBサイトを見つけたり、2ちゃんねるのパチスロ板でそういった情報を見つけて、車で福岡市内の新規オープンのみを狙って最初は稼いでいました。
そういった稼ぎ方を専門としているプロ集団などもいたりして、時には喧嘩を売られることもありました。危ない目に逢うこともありました。
仲良くなった人がヤクザさんだったこともあります。「パチプロ」「スロプロ」というと聞こえはいいかもしれませんが、組織に所属していないヤクザのような人が多かった印象です。
中には、ミュージシャンを目指しながらパチスロで生活している人がいたり、失業したサラリーマンが就職活動などの繋ぎの為にパチスロで生活していたりして、そういった人たちは人間的にも普通なので、仲良く食事に出かけたりしていました。
そうやって新規オープン狙いでお金を稼いでいましたが、新規オープンの数にも限界があります。そこで、イベント狙いに切り替えました。
最初は、ニセのイベントが多く、本物の「出す」イベントを見つけるのに苦労しましたが、パチスロを打たずに色々なお店を1日中見て回ったりしてイベントを見極めていました。
繋ぎで、地元のパチスロだけで子供や奥さんを6人養っているプロの人の打ち子、ようはその人が打つ台を指定して、それを代わりに打つアルバイトなどをしながら、パチスロの世界について教えて貰いました。
時給は約1000円で13時間は打ちます。多く勝った日は13時間で2万円以上貰える日もありました。
幸い、私が打ち子をやっていたプロの人は良い人でちゃんとお金を毎回その日に支払ってくれていましたが、そういった仕事の詐欺もあったり、中には違法なこと(ゴトなどと呼ばれています)をさせられるような仕事もあるし、お金を支払ってくれないケースもあるようなので気をつけなければいけません。(というか、読者の方はこんな世界に足を踏み入れないで下さいね……。)
そうやって、パチスロの世界の仕組みを覚えていって、良いイベントや台を見極めることが出来るようになりました。
すると、人間の身体一つでは足りなくなるので、私も「打ち子」を雇うようになりました。
・打ち子を雇い、良いイベントを回って台を指定して打つ。
最終的にはこの繰り返しです。
そうやって、私は月50万円の利益を達成しました。
パチスロの台は6段階の設定があり、1が最低6が最高となっていて、それぞれ大当たりの「確率」が違います。
お店側も、ずっと同じ台ばかりが出ていたり、逆に出ていなかったりするとマズイので、イベント時には、2・3日あまり回されていない(稼働していない)人気機種の台に高設定が入れられる傾向にありました。お店によってその癖は違いますので鵜呑みにしないでくださいね。
そういったお店ごとの「癖」を見抜くことも大切でした。
夕方からは、単純に確率の計算。回転数÷大当たり数で確率を調べ、なるべく設定6に近い台の空きを待って打っていました。
座っている人が若者なら諦め、年寄りなら巡回しながら背後を、席が空くのを狙っていました。完全にハイエナです。なので、必然と年寄りの多い地域や年寄りの好む人気台。機種名でいうとジャグラーという機種をよく打っていました。
田舎の方に行くと、そういった台の全台6イベントなどもやっていて、そういうお店を打ち子を連れて回ることも多かったです。
しかし、そういった生活をしていると、パチスロなどは良い台を見つけるまでが仕事で打つのはダルイ「作業」になります。毎日同じことの繰り返しで面白くありませんし、世間体も悪いのでアウトローな生活になっていきます。
そういう生活が嫌で、私はパチスロを打つのを辞めて、パチスロであげた利益は貯金していたので、パソコンの学校に通い、就職しました。
パチスロだけで月に50万円稼いで生活していた時の話 最後に
ちなみに、世の中でよく言われているような「遠隔操作」はほとんどなかったと思います。でも、そういうことをやって閉鎖になったお店もありましたし、明らかに出方がおかしなお店もありました。
「さくら」(お店側の雇った人が良い設定の台を打って宣伝する)も少なかったのですが、存在しました。特に若者だけで集団で打っていると、お店側から声をかけてくることがありますが、他のプロにバレた時に喧嘩を売られる原因になるので、そういったお誘いには私は乗りませんでした。
コーヒーガールと仲良くなるには、そのお店の常連になってコーヒーを毎回買ってあげることかな。コーヒーの売り上げでコーヒーガールの給料が変わる会社も多いので。
長くなったので、今日はこの辺で。質問があれば、はてなブックマークコメント、twitter,facebookなどで受け付けております。
(執筆/だいちゃん(∀))
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